会津・日光 「 匠の紹介 」


ひとひねり の活動を始めてから、会津・日光 周辺の 多くの木工関連の方々とお会いさせて頂きました

山に囲まれ緑豊かな地域であり、会津塗りや日光彫り、会津桐のタンスや下駄など 日本を代表するような木工芸品も多いので、木工関連のお仕事に就く人が多かったそうです

現在はというと、「十数社いた同業社は減っていき、 最後の1社になった」という木工所様があったり、とても厳しい状況であることを知りました

ひとひねり が出来ることは、匠の技術が詰まった お客様が欲しい商品を開発して、お客様に匠の木工製品の違いと良さを伝えていくことだと考えて活動し、ひいては暮らしの中に木工製品が多く取り入れられて木工業界に人が集まり活性化に少しでもつながればと願います

《 黒澤桐材店 》(喜多方)

会津喜多方市で明治45年に創業、110年以上受け継がれる伝統の技で、桐下駄の一貫生産を守り続ける 高級桐下駄を扱うお店としては会津では最後の一軒となってしまった桐材店様です

会津桐は言うまでもなく最上級と呼ばれる桐ですが、それを伐採から自然乾燥・あく抜き、製材を行い、下駄の成形(一部外部委託)製作、仕上げ・販売まで、一貫で行っております

 お店は喜多方駅から少し歩いた大通り沿いにあり、全国の百貨店のイベントなどでも出張販売しているので、皆様にお会いしているかもしれません

代表はアイデアマンで、下駄だけではなくいろんな着想を持った桐製品を考案されてきた方です
ひとひねりとは話が合うので、一緒に桐製品のアイデア出しや問題解決の方法を話し合い、下駄製作時に出る桐の端材を活用した商品開発など、実際にひとひねりの商品のベースとなっております
( 写真の下駄 “ 会津型(8種類) ” や “ フラワーオブライフ ” は、ひとひねり が ご協力させて頂いている作品です )

《 有限会社 竹内漆器木工所 》(会津若松)

会津若松で 110年以上続き、板物師・惣和師(会津固有)と呼ばれる主に漆器になる前の素地(板木地)の木工品を製作してきた木工所様です

 日本三大漆器の生産地といわれる会津で数十社あった惣和師も最後の一社となり、漆器の不振を憂いつつも、今の方々が求めている物の変化を捉え、木工製品をもっと手軽に身近に使って頂きたいと伝統工芸の技術・工法を守り活かしつつ新しい作品を手掛けている木工所様です

お話し好きの社長様からは、木工や会津桐の知識・歴史・構造・加工技術などの知識を授けて頂き、ひとひねり を育てて下さりました

写真は 竹内漆器木工所2階展示室の作品類ですが、漆器・木工技術の宝庫で、これら技術を潰えさせてはいけないと感じました

《 有限会社 児山製作所 》(南会津 田島)

南会津田島の地で60年ほどの歴史のある、職人の技と新しい技術により伝統工芸品から新商品まで幅広く創造する木製品製造会社様です

地域に根差した活動も多数され、南会津の匠が集結して結成された マストロ・ジェッペット立ち上げに中心で関わったり、木の良さを伝える木工教室を行ったりしています ( 現在 マストロ・ジェッペットの経営からは離れております )

現在は若い兄弟二人が会社の主力となり これから会津の木工産業を支えていく会社様ですが、厳しい状況は他と変わらないので、力を合わせて頑張ってほしいです

《 鈴木工芸 》(日光 今市)

日光の鈴木民芸様は木地師として昭和初期から約90年の歴史があり、現在は栃木県の伝統工芸士に認定されている三代目の鈴木正雪様が営む木工製品を販売するお店です

鈴木様は、木材ブロックから切削のみ(接着剤等でパーツを組み合わせない)で急須を作ってしまう特技や、どんな難しい依頼でも加工方法や刃物などの道具を考えて作り出せる技術をお持ちで、昔ながらの職人様です

しかし 樹脂や中国製の大量生産安価品が出回ってから売れなくなり、高齢で後継者もいないため、貴重な技術がもうすぐ途絶えるという状況になっております

鈴木様は技術の継承には「その時代のニーズに合う物作り」が解決の鍵とお考えですが、ひとひねりの商品が時代のニーズに合うことで技術の継承に繋がればいいと願うばかりです

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